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くいしばりと歯周病
こんにちは!歯科衛生士の安田です。🦷
寒い日が続くこの季節は、無意識に歯を食いしばってしまうことが増えますよね。実は食いしばりは、歯周病を悪化させる要因の一つです。今回は、食いしばりと歯周病の関係についてご紹介します。
<食いしばりとは>
人のかみ合わせは、安静時に上下の歯の間に1~2mm程度の隙間があると言われています。もしも、食事や運動以外の時間で、歯と歯が当たっている方は、「食いしばり」の癖があると言えます。食いしばりは、歯に過剰な負担をかけて、歯の破折や歯周病の悪化にも繋がります。特に睡眠時は、意識が無いため自分で防ぐことが難しく、注意が必要です。
<歯周病と食いしばりの関係>
歯周病は、歯の周りの組織が炎症を起こし、歯を支える骨を溶かしていく病気です。原因はプラーク中の細菌のため、食いしばりは直接的な原因ではありません。しかし、すでに歯周病にかかっている部分に、食いしばりの力が掛かると、歯周病の急速な悪化を引き起こします。
歯周病がある方は、日常生活で食いしばりが無いかを意識することが大切です。また、睡眠時の無自覚な食いしばりには、マウスピースを装着して、歯にかかる負担を軽くするのがお勧めです。
小川歯科クリニックでは、歯周病の治療やマウスピースの作製にも対応しています。食いしばりが心配な方は、ぜひお気軽に当院へご相談くださいませ。
